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グラン・トリノ(2008/アメリカ) 85点

「俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。 少年は知らなかった、人生の始め方を。」


Gran Torino グラン・トリノ

グラン・トリノ

【感想・ネタバレあり】 1972年製のフォード車、グラン・トリノ。アメリカの良き時代を思い起こさせ、凛とした存在感と品格がある。まさに彼の分身だ。不器用で潔い生き方は、上のジャケットでもそうですが刀を持ってる武士に見えて仕方ないんですよねぇ…。グラン・トリノは愛馬といった所でしょうか。作品としては黒澤明の「生きる」を連想させられました。
好きな場面が結構あって、タオが雨の中で無力に木を押している場面、鏡に向かって自分で誕生日を祝ったり、自宅で初めての喫煙シーンは特に心に残っています。床屋でのイタリア人店主との掛け合いも面白かった。
ガンジーのような非暴力によってタオの家族だけでなく、モン族の不良達(時間がある程度経てば、少しずつ罪悪感が沸いてくと思います)も救ったんじゃないでしょうか。負の連鎖は、こういう風に誰かが犠牲にならない限り永遠に続くんじゃないだろうかと思う事があります。

個人的に気になったのが2点あって、これは意図的にしてると思うんですが、各場面に銃が頻繁に使われすぎかなぁと。あと、まずコワルスキーが撃たれるシーンありきで、最も重要であろうその場面に持って行くまでの展開がかなり強引でしたね。警察を呼んだり住処を変えるよう促したり、コワルスキーが死ななくても他の方法があったんだと思うんですが…。
まぁ、そんなのは些細な事で、西部劇やダーティ・ハリーのヒーロー、クリント・イーストウッドが最後にとった行動は非暴力と自己犠牲。男の、映画人としての生き様を見せてもらいました。

Gran Torino グラン・トリノ

【解説】 妻に先立たれ、孤独な生活を送っている老人・ウォルトは誰にも心を開こうとしない。そんなある日、隣家の少年・タオがウォルトのヴィンテージ・カーを盗もうとするが失敗し…。

GRAN TORINO / グラン・トリノ
Director:Clint Eastwood クリント・イーストウッド
Cast:クリント・イーストウッド / ビー・バン / アーニー・ハー / クリストファー・カーリー

Gran Torino グラン・トリノ

テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

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ヤクザ映画のような・・・

すまいるさん、こちらも今晩はです。

この映画結構面白く見ました。
マイノリティにあたたかい視線がいいですね。
少年に対する人生訓というか説教がこの人らしいのですが、こういうところをどう見るかで彼の映画の好き嫌いが出るようにも思えるのです。

私は何事も「説教をしてはいけない」と思っている人間です。

所で 「アーニー・ハー」という女優さんの普通さがとっても良かったです。

とみやすさん、どうもです~!

グラン・トリノ、良かったですよね!
イーストウッドは俳優としては最後の出演だそうで、色々伝えたい事があったんでしょうかね。
マイノリティに温かい、全くその通りですね!子供や孫よりも、グラントリノはタオに渡りましたもんね。

アーニー・ハーですが、映画初出演だったようですね。今後はオファーがあるでしょうから活躍して欲しいですね!

こんばんは。遅まきながら、昨日劇場で観ることが出来ました。
正直、クリント・イーストウッド、苦手だったんです。私。これを観る予定でもなく、降って湧いた感で流れで観た訳なのですが・・・。

どんな言葉でも安っぽくしかならない自分に苛立つくらい、傑作でした。本当に。
前述の通り、クリント・イーストウッド事情に疎い私でも「これで、この映画で、締めにするつもりなんだ」と解りました。

私が観た彼の作品の中で、一番親切で、エンターテイメントというか笑いのペーストもあって、且つ、あのラストでKOでした。

私もお風呂で煙草を吸うシーン、好きです。
『最後にとった行動は非暴力と自己犠牲』・・・すまいるさんのこの一言で、私の涙の理由の説明にさせてください。
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